記事掲載の趣旨

  • 安全管理や労働災害防止は、難しくはありません。 過去の実例や経験を上手に活用すれば、かなりの程度、達成できます。 先人の犠牲は貴重な教訓です。 その一端を、順次ご紹介して参ります。

横山事務所

  • 社会保険労務士・行政書士              横山事務所              所長 横山 誠      〒 262-0033     千葉県千葉市花見川区幕張本郷2-5-1-207      電話    043-272-3917      ファックス 043-272-3918      業務内容                     主に、職場の安全管理、労働災害防止に取り組んでいます。       実際に発生した災害を4こまマンガで表し、その状況、原因、防止対策を検討して、安全診断、教育、講演等の材料にしています。       紙芝居風(パワーポイントも可能)の講演は、ユニークな手法として好評を頂いております。

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  • 講演テーマ
    ◎ リスクアセスメント  ◎ 労働安全衛生マネジメントシステム ◎ 危険予知訓練(KYK)  ◎ 労働災害に伴う責任  ◎ 災害防止対策 ◎ 労災保険の内容  ◎ 特別加入 ◎ ヒューマンエラー  ◎ 指差し呼称  ◎ 不安全状態と不安全行動  ◎ 労働者の自己責任 ◎ 過労死 ◎ 7S

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    労働基準監督官・監督署長の経験から知り得た生々しい労働災害の実例に基づき、紙芝居風の手法で視覚に訴えるので、具体的で迫力があり、かつ、難しいことを分りやすく、肩のこる内容を面白く表現して、トップから作業員まで、どなたにもよくご理解頂けるようにお話をしております。 お問い合わせ  電話 043-272-3917              (平日 9:00から18:00)         ファックス 043-272-3918
フォト

2018年3月13日 (火)

第350号(解説)溝のきりばりを外したとき

Photo_3

◎ 発生状況

下水管の敷設工事現場で発生した死亡災害。

既に下水管は溝の底に敷き終わった後で、この溝を埋

め戻す段階になっていた。

溝の両側には木製の土止め支保工が設けられていた。

埋め戻しに用いる土は、この現場から約100m離れた

堆積場からダンプカーで運んで来て、溝の一端に降し、

それを作業員がスコップで溝の中に均して埋め戻し、そ

の後に土を埋め戻した部分のきりばりを取り外すという

のが定められた手順であった。

しかし、ダンプが土を運んで来るまでの間、少し手持ち

無沙汰になった被災者が、何を思ったのか、まだ埋め

戻していない部分のきりばりを取り外そうとした。

それを見た同僚が、「そんなことをしたら危ないよ」と注

意をして制止したが、被災者は「ダイジョブダー」とふざけ

ながら言ってきりばりを取り外し、地上の同僚にそれを片

付けるように頼んだ。

そのとき、突然、溝の片側の土砂が崩れて、被災者は矢

板や腹おこし等の支保工部材に首を挟まれて、窒息に

より死亡した。

◎ リスクアセスメント

  発生確率は大

   被害程度は死亡

◎ 防止対策 

1 土止め支保工の解体作業については、定められた

  安全な作業手順に従って行う。

2 埋め戻しが済んだ後に、その部分だけきりばりを

  取り外すようにする。

3 解体の作業は、土止め支保工作業主任者(技能講

  習修了者)の直接の指揮の下で行う。

◎ 関係法規条文 

   労働安全衛生規則 372条(きりばりの作業)

                374条(作業主任者)

◎ 分類(キーワード) 

  建設業、 土止め、 きりばり、 崩壊、  挟まれ

2018年3月 3日 (土)

第349号(解説)加熱炉内部の点検作業中

Photo_3

◎ 発生状況

金属の熱処理加工を行う工場で発生した死亡災害。

連続熱処理装置の一部として加熱炉があり、その内

部にある送りローラーの表面を点検することになった。

炉の入口が狭いために、作業員は腹ばいになって炉

の内部に入った。

そのとき、内部の送りローラーはゆっくり回転したま

まであった。

ローラーはシャフトに固定され、そのシャフトには断熱

材が巻かれており、これを固定するためのピンがシャ

フトに溶接されて突き出ていた。

作業員の衣服がシャフトのピンにひっかかり、巻き込

まれたが、ローラーの回転は止まらなかったため、作

業員は胸部を圧迫されて肋骨骨折、窒息により死亡

した。

◎ リスクアセスメント

  発生確率は大

   被害程度は死亡

◎ 防止対策 

1 機械の点検、修理等の作業をする場合には、機械

  の運転を完全に停止する。

  その場合、起動装置には錠をかけ、または作業中

  である旨の表示板を取付けておく。

2 回転するシャフト等に取付けられたピンは、突き出

  させずに埋頭型にするか、平滑な覆いで防護する。

3 狭い炉の内部での作業に際しては、単独作業を行

  わず、監視人を置く。

◎ 関係法規条文

   安全衛生規則 101条(回転軸等の危険防止)

             107条(運転停止等)

◎ 分類(キーワード) 

  製造業、加熱炉、ローラー、 点検、 巻込まれ

2018年2月23日 (金)

第348号(解説)スレート屋根で巻尺を拾ったとき

Photo_4

◎ 発生状況

建設業を営む会社の2階事務所で、作業員がロッカー

の上にあった書類を取出そうとしたとき、一緒に置いて

あった巻尺が転げ落ちて、開いていた窓から外に飛び

出してスレート屋根の上に止まった。

作業員がこれを拾うために、窓からスレート屋根の上に

降り、スレート屋根を踏抜かないように注意して、鋲を

目印にしてその上を歩いた。

巻尺を拾い、窓枠の上に戻し、続いて両手を窓枠にか

けて跳び上がろうとした。

しかし、屋根から窓枠までの高さが1.2m以上あった

ため、うまく上がりきれず、屋根の上に逆戻りしてしまっ

た。

そのときの足の位置が鋲の位置から離れていたため、

スレート屋根を踏抜き、1階のコンクリート床まで墜落、

頭部を強打して脳内出血等により死亡した。

◎ リスクアセスメント

  発生確率は大

   被害程度は死亡

◎ 防止対策 

1 スレート屋根の上で作業等をする場合は、幅30cm

  以上の歩み板を敷く。

2 屋根の下方に防網を張る。

3 安全帯を使用する。

◎ 関係法規条文 

   安全衛生規則 524条(スレート屋根での作業)

 

◎ 分類(キーワード) 

  製造業、 歩行、 スレート屋根、 踏抜き、  墜落

2018年2月13日 (火)

第347号(解説)積載型クレーンで丸太の荷降し作業中

Photo_3

◎ 発生状況

運送会社の作業員が建築資材であるカラ松丸太を4ト

ントラックで運搬し、目的地で荷降しする作業中に発生

した死亡災害。

丸太は、直径10cm、長さ3.6m程度であり、全部で

70本であった。

荷降しの場所には、既に丸太が積み上げられてあった

ので、トラックをその横に停車させた。

作業員は、70本全部を一度で降ろすことにしたので、

その重量は約2トンであった。

トラックに装備された油圧クレーンは、定格過重が2.9

トンであった。

ワイヤロープで玉掛けし、吊り上げて、既に積み上げて

あった丸太の上を旋回させようとしたとき、トラックが横

転してしまった。

そのとき作業員は、積み上げてあった丸太とトラックとの

間に立って、リモコンでクレーンを操作していたために、

横転したトラックと積み上げてあった丸太との間に挟まれ

て、内臓破裂等により死亡した。

クレーンのアウトリガーは、最大張り出し長さが70cmで

あったが、このときは8cmしか張り出していなかった。

◎ リスクアセスメント

  発生確率は大

   被害程度は死亡

◎ 防止対策 

1 移動式クレーンで作業をする場合は、アウトリガーを

  最大に張り出して設置する。

2 定格過重を超える荷を吊らない。

3 リモコンでクレーンを操作する場合は、安全な場所

  で行う。

4 安全な作業手順を定め、関係者に周知・徹底する。

◎ 関係法規条文 

   クレーン安全規則 69条(過過重の制限)

               70条(傾斜角の制限)

               70条の2(定格荷重の表示)

◎ 分類(キーワード) 

  運送業、  丸太、 クレーン、  荷降し、  挟まれ

2017年12月13日 (水)

第350号(実例)溝のきりばりを外したとき

Photo_2

◎ 災害実例

災害実例としては、4こま目のようなものがあります。

なぜ、このようなことになったのでしょうか。

その防止対策は、どんなことでしょうか。

解説は、次のページです。

◎ ヒント

業種は建設業、起因物は、事故の型は挟まれ

◎お知らせ

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第350号(設問)溝のきりばりを外したとき

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◎ 設問

絵のような状況や作業、行動において、どんな危険があるか、

考えて下さい。

それが、危険予知訓練・KYKになります。

更に、その危険の発生確率と被害程度とを加味して、対策の

実行の優先順位を定めれば、リスクアセスメント・損害評価に

なります。

災害の実例は、次の頁です。

2017年12月 3日 (日)

第349号(実例)加熱炉内部の点検作業中

Photo_2

◎ 災害実例

災害実例としては、4こま目のようなものがあります。

なぜ、このようなことになったのでしょうか。

その防止対策は、どんなことでしょうか。

解説は、次のページです。

◎ ヒント

業種は製造業、起因物はローラー、事故の型は巻込まれ

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第349号(設問)加熱炉内部の点検作業中

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◎ 設問

絵のような状況や作業、行動において、どんな危険があるか、

考えて下さい。

それが、危険予知訓練・KYKになります。

更に、その危険の発生確率と被害程度とを加味して、対策の

実行の優先順位を定めれば、リスクアセスメント・損害評価に

なります。

災害の実例は、次の頁です。

2017年11月23日 (木)

第348号(実例)スレート屋根で巻尺を拾ったとき

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◎ 災害実例

災害実例としては、4こま目のようなものがあります。

なぜ、このようなことになったのでしょうか。

その防止対策は、どんなことでしょうか。

解説は、次のページです。

◎ ヒント

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第348号(設問)スレート屋根で巻尺を拾ったとき

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◎ 設問

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